qsparse
目次
用法
qsparse [-r] [-s size] [query]
説明
このプログラムは x-www-form-urlencoded 形式に基づくquery
を解析し、結果を環境変数に入れる。
例えば
qsparse 'name=alice&age=18'を実行する事によって、環境変数
QS_name
と QS_age
が生成され、その内容は各々 alice
および 18
となる。この例に見られる様に環境変数の前に QS_
が付け加えられる。このような仕様にしてあるのは、クライアントの操作によってシステム定義の環境変数が置き換えられる危険性を避けるためである。qsparse
のオプションや引数の意味は以下の通りです。-r
オプションは環境変数の値から CR コードを除去する。
-s size
オプションで標準入力からquery
を読み取る場合のバッファの大きさを指定できる。[省略値=16KB]
query
を省略すると標準入力からquery
を読み取る。これは POST メソッドで使用する。
qsparse
は簡単な query
を処理するのに適している。つまり、query
の中で同一の変数が複数回現れた場合には、配列として扱われる。
- 環境変数の値は 16KB までしか許されない。(Plan9 の制限)
- 環境変数は英数字と下線記号だけから構成されると仮定している。
query
は非常に多くの場合をカバーするはずである。