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Plan 9 Web Servers

目次

2002年1月1日から http://plan9 では筆者の自作の web サーバ(Pegasus)が運転されています。環境変数を実際に見る CGI SAMPLES のデモはPegasus のデモを見ている事になります。

Plan 9 Web Servers

Plan 9 で動く Web Server は現在のところ2つ存在する。1つは Plan 9 の正式配布版で、もう1つは筆者の Pegasus である。正式配布版はオーソドックスであり、筆者の様に Apache のサーバを使ってきた者にとっては物足りない。

CGI SAMPLES

以下に少しばかり CGI のサンプルを載せる。ブラウザからどのように見えるか、またそれらがどのように書かれているかが分かるようにしてある(*)。

注意*: ブラウザによっては単なるプログラムファイルをも HTML ファイルであると解釈するものがある(例 Windows IE5.x)。その場合には「ソース」を見るを選択するとよい。

Pegasus の CGI ファイルはファイル拡張子ではなく実行フラグで決定する。Apache の *.cgi は Pegasus では

	*.html + 実行フラグ
である。また *.html のファイルに関しては自動的に
	Content-type: text/html
を送り出してくれる。

UNIX のユーザは "accessible space" を特に注目してほしい。ここでは CGI スクリプトによるアクセス空間が分かるように ls -l /の結果を見ることができる。
このアクセス空間は/lib/namespace.http.plan9でコントロールされている。UNIX の場合にはコントロール不可能でありシステムの全てである。なお /bin/rc は Plan9 の標準シェルである。

結論

Plan9 では CGI スクリプトのアクセス空間をコントロールできる。また CGI スクリプトの中で使用可能なコマンドもコントロールできる。以上の能力は、エンドユーザに CGI スクリプトを書く自由に道を開くはずである。