時刻合わせ
目次
NTP サーバを利用しての時刻合わせ
正確な時刻合わせがインターネットの NTP サーバを利用して行う事ができます。ここではその方法を解説します。NTP サーバに関しての解説はを参照してください。
/lib/ndb/local
における ntp サーバの設定
サブネットの記述で ntp サーバを定義します。次の例は筆者の自宅でのサブネットの設定です。ipnet=home ip=192.168.1.0 ipmask=255.255.255.0 ipgw=192.168.1.254 auth=hera smtp=ar ntp=ntp1.jst.mfeed.ad.jp筆者の自宅のネットの ISP は mediacat なので mediacat の提供する NTP サーバを利用した方が良いのですが、mediacat は NTP サーバの情報を提供しません。
termrc
または cpurc
の記述
端末であれば /rc/bin/termrc
、サーバであれば /rc/bin/cpurc
でaux/timesync -nを入れておきます。時刻同期のデータを NTP サーバから得ていれば
$home/tmp
にts.pc.2.ntp1.jst.mfeed.ad.jpのような小さなファイルが作成されるはずです。このファイルの名前に現れる
pc
は筆者の Plan 9 端末の名称ですからts.$sysname.2.$ntpの形式の名称であることがわかります。
aux/timesync
に -l
オプションを与える事は推奨しません。これは /sys/log/timesync
に記録をとるオプションで、膨大な記録を作ってしまいます。