Kenji Arisawa
E-mail: arisawa@aichi-u.ac.jp
Aichi University
Kurozasa 370, Miyoshi-cho
Aichi, Japan

2002/08/25
Powered by Pegasus

名前空間

Pegasus の名前空間は以下の順序で決定されていく。
	httpd の起動
	起動直後は httpd を起動した名前空間の中にいる。
	これは通常 console の名前空間である。

	ユーザ none として実行される場合には名前空間は
	/lib/namespace
	に従って再編成される。

	クライアントからのリクエスト
	/sys/lib/httpd.rewrite
	に従って前処理される。
	この段階で、実ホストへの要求か、仮想ホストやユーザへの要求かが判明する

	まず
	/lib/namespace.httpd
	に従い名前空間を再編する。(これは実ホストの名前空間でもある)

	仮想ホスト・ユーザの場合には、さらに名前空間を再編する。

	httpd のサービス空間の確立(実ホスト・仮想ホスト・ユーザごとの名前空間)
	(以下ではパス表示は全てサービス空間でのものである)

	/etc/rewrite による前処理
	要求されたファイルの確定

	/etc/allow、/etc/passwd によるアクセス制限のチェック

	CGI でない場合には要求されたファイルをクライアントに渡す
	CGI の場合

		必要なら ramfs
		必要なら新たなマウントの禁止

		/etc/namespace.cgi を参照し名前空間の再編成
		CGI における名前空間の確立
	
		CGI プログラムの実行