Pegasus httpd 2.1 仕様書
目次- 0.1.0 Blacklist
- 0.2.0 mon の実行方法が変わりました。
- 0.3.0 証明書(certificate)
- 0.4.0 MP3 と MP4
- 0.5.0 ソースファイル
- 0.6.0 ファイル構成のサンプル
更新: 2005/04/22
Pegasus 2.1 と 2.0 の違いは小さいので、ここでは変更点だけを説明する。
Pegasus 2.0 については http://plan9.aichi-u.ac.jp/pegasus/man-2.0/ を参照して下さい。
Blacklist
Pegasus 2.0 では過度のアクセスがあったクライアントのIPを /sys/log/blacklist に登録し、pegasus が再起動されるまでアクセスを拒否していたのですが Pegasus 2.1 ではこの仕様を改め、3分間のアクセス停止にしました。この時間は/sys/lib/http.confの
lockouttime
で調整できます。以下はこのファイルの内容の一部です。
... # maxconnect 30 # max connections by a single remote IP # obstime 3 # observation time to detect burst access (in unit of sec) # maxaccess 20 # allowed max access in obstime # lockouttime 180 # lockouttime for maxconnect and maxaccess (in unit of .../sys/log/blacklist にはこれまでどおり、過度のアクセスがあったクライアントのIPの記録が残されます。
mon の実行方法が変わりました。
Pegasus 2.1 では サーバモードでのユーザ web のパスワードを必要としません。詳しくは monを見てください。
証明書(certificate)
Pegasus 2.0 の頃に比べて https に必要な「証明書(certificate)」作成の環境が変化したので解説します。-a: cert.html 「証明書(certificate)」の作成
MP3 と MP4
MP3 と MP4 のストリーミングサーバとして働くように手を加えました。/sys/lib/mimetype
に以下のようにデータを追加してください。.mp3 audio mpeg - y # Kenar .mp4 video mp4 - y # Kenar"# Kenar" は僕のコメントですから記入する必要はありません。
僕の家庭内のLAN環境では問題なく動作しますが、大学と僕の家では途切れ途切れです。また、普通のパソコンをストリーミングサーバにして多人数のアクセスを許した場合にはサーバが保たないと思います。
ソースファイル
Pegasus 2.1 のソースファイルはhttp://plan9.aichi-u.ac.jp/netlib/
に置かれています。
ファイル構成のサンプル
Pegasus 2.1 のファイル構成のサンプルhttp://plan9.aichi-u.ac.jp/pegasus/man-2.1/example/
に置かれています。この内容は Pegasus 2.0 のものと基本的に変わりません。