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目次
- 1.0.0 NTP サーバを利用しての時刻合わせ
- 1.1.0 /lib/ndb/localにおける ntp サーバの設定
- 1.2.0 termrcまたはcpurcの記述
NTP サーバを利用しての時刻合わせ
正確な時刻合わせがインターネットの NTP サーバを利用して行う事ができます。ここではその方法を解説します。NTP サーバに関しての解説は
を参照してください。
/lib/ndb/local における ntp サーバの設定
サブネットの記述で ntp サーバを定義します。次の例は筆者の自宅でのサブネットの設定です。
ipnet=home ip=192.168.1.0 ipmask=255.255.255.0
        ipgw=192.168.1.254
        auth=hera
        smtp=ar
        ntp=ntp1.jst.mfeed.ad.jp
筆者の自宅のネットの ISP は mediacat なので mediacat の提供する NTP サーバを利用した方が良いのですが、mediacat は NTP サーバの情報を提供しません。
termrc または cpurc の記述
端末であれば /rc/bin/termrc 、サーバであれば /rc/bin/cpurc で
	aux/timesync -n
を入れておきます。時刻同期のデータを NTP サーバから得ていれば $home/tmp に
	ts.pc.2.ntp1.jst.mfeed.ad.jp
のような小さなファイルが作成されるはずです。このファイルの名前に現れる pc は筆者の Plan 9 端末の名称ですから
	ts.$sysname.2.$ntp
の形式の名称であることがわかります。
aux/timesync に -l オプションを与える事は推奨しません。これは /sys/log/timesync に記録をとるオプションで、膨大な記録を作ってしまいます。